ごきげんよう、命知らずのキチガイシュンです。
『命知らずガイシュン』コーナーへようこそっ!11月13日、パリ同時多発テロ事件が起こりました。
フランス難民政策と左翼政治家の甘さを嘲笑するように、132人(11/16時点)の命がなくなってしまいました。そして300人以上の怪我人も出てしまいました。数日後の今、大衆はまだ『Facebookのプロフィール写真をトリコロールにすべきかどうか?』や『なんでフランスだけなの。イラクやレバノンも毎日たくさんの命がなくなるけど?』のような、実際には何も意味がない議論をしています。一方で、テロ反対意思を表明した勢力が続々動き始めました。
まずは今回テロ被害を受けたフランス、『フランスは戦う。』とオランド大統領はテロに負けない意志を表明しました。そしてISISがテロ犯行を承認した途端、11月15日の夜にフランスは空爆作戦を行いました。米軍の協力を得て、計20発の爆弾とミサイルをISISの首都ラッカに落としました。この作戦により、ISISの指揮センター・火薬格納庫・訓練所と徵兵施設が破壊されました。なお、米軍はミサイルに『From Paris, with Love.』というスローガンを書いており、『テロを受けたパリへの哀悼、そしてISISへの復讐』のメッセージをこめたそうです。このスローガンは実は、2010年の同名映画『From Paris with Love(パリより愛をこめて)』よりです。
空爆だけでなく、本日フランスは戦艦『シャルル・ド・ゴール』もペルシャ湾へ派遣しました。『シャルル・ド・ゴール』は世の中で唯一、米軍が所有しない原子力航空母艦であり、ヨーロッパ諸国の航空母艦中でも最も巨大です。彼らのミッションはイラクをはじめとした、ISISメンバーを討つことです。この派遣によりフランスが強い憤りを覚えていることが分かりました。これで、次のパリを生まないよう、恐らくアメリカをはじめ、諸国はISISへの攻撃がますます激化になるでしょう。
国だけでなく、地表最強のハッカー集団・Anonymous(アノニマス)も行動を行いました。先日、一人のAnonymousメンバーが宣戦の映像をYoutubeに公開しました。映像に『人類の力を団結しよう(unite humanity)』、『世の中の全てのアノニマスが貴様ら(ISIS)を追い込める(Anonymous from all over the world will hunt you down)』、『史上最大のハッキング攻撃を喰らいなさい(We will launch the bigget operation ever against you.)』の意思を表明し、それと同時に『フランス国民は貴様ら(ISIS)の思っていたより強い。今回のテロ事件を受けても折れることはない(The french people are stronger that you and will come out of this atrocity even stronger.)』とフランス国民を激励しました。
Youtubeだけでなく、ツイッター上にもAnonymousの声明がありました。『Anonymous is at war with Dash. We won’t stop opposing IslamicState. We’re also better hackers.』と、AnonymousがISISをずっと敵としてしか見ない意志を表明し、テロリスト側よりAnonymous側のほうがハッカーの質が高いと挑発し自信を見せつけました。今回も恐らく『Arab Spring(アラブの春)』や『Operation KKK(KKKの名簿公表)』などの行動のように、自由のために『We are Anonymous. We are Legion. We do not forgive. We do not forget. Expect us.(我々はアノニマス。我々は群衆である。許しはしない。忘れはしない。我々に期待しなさい。)』のスローガンを実現するでしょう。
上に述べた通り、Facebookのトリコロールが討論の焦点となっていますね。実はFacebookだけでなく、例えばGoogleやYoutubeとか、皆さんがよく使うサービスのサイトもパリで起こったテロのため、ちょっとデザインを変更しました。確かに伝統のあるテロリスト集団と違い、ISISはフランチャイズ加盟式のようであり、世界中で不満を持つ人間を続々と集めています。そのためISISは急激なスピードで成長し、有名なアル=カーイダを超える規模になってしまい世界的な大問題となりました。しかし、不義を行うなら、きっと世の中にあるすべての善に討たれます。これもまた因果応報です。