<iframe src="//www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-KRK26M" height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe>

起業して1年以内に倒産する会社を見極める3つのポイント

アラホラサッサー! ドロンボーを崇拝するブラック企業社長の濱野です。
本日のテーマが「1年以内に倒産する会社の見極め方」です。
すぐに失敗する会社の見極め方を知っておくと、自分に思わぬトバッチリがなくなります。また自分もそれを気をつければ自分の会社が倒産する確率も減るわけで、参考にしてもらえれば幸いです。
営業をして色々な経営者の方と会いました。
何でもそうですが、自分が経験を重ねると、同じジャンルの人間のレベルがある程度すぐに分かるようになるかと思います。
バスケとかサッカーだったら、試合前の練習を見ただけで、どれくらいのレベルか検討が付くか分かるようになりますよね。
同じように創業13年、起業9年目になると、「これから起業します!」という人と会うとその後が大体分かるようになったと自負しております。
ただ、不思議な事に自分自身のことは、なかなか客観的に見極める事が難しいんですよね。
これと同じ理論で考えると、ずっと上のステージで成功している経営者が私を見ると、私がどのくらいのレベルか、私がどこで失敗かすぐにわかるという事になります。
だから優秀な経営者はメンターがいたり、色々な交流会で先輩経営者と仲良くするんですね。残念ながら私にはいません。。。。(誰か私を叱って~)
じゃあ、頑張ってメンター探せよ!なんてツッコまれるかと思いますが、それはそれで難しく。敏腕メンター面して詐欺みたいな人間は無数にいますし、メンターを頑張って顧問につけてる会社が必ず伸びているかというと、そうでもないわけです。
ですから、色々な人から話を聞いて、本を読んで自分に足りない所を見つけ、なんとか頑張ってる所存でございます。
小物の私が偉そうにほざくな!とお叱りを受けるかもしれませんが、自分の失敗と経験が読んでくれてる方の少しでも何かの足しになればという趣旨のコーナーですので、ご理解お願い致します。
また自分が起業当初なら読みたかったなという内容にできたらと思ってます。
前置きが長くなりましたが起業して1年持たない会社の見極めポイントです。
img-bar-call

起業してすぐ必ず失敗する見極めポイントその1

起業・独立に拘る人

自分で全てやりたい」という形に拘る人ですね。「自分の城を持ちたい」と言ってしまうような人です。ビジネスの成功よりも体裁を気にしてしまう人です。
実際に自分の会社にもいました。
当時No.2だった社員が「自分の城をもちたい」といってセブンコードを辞めました。その時はものすごく引き止めたのですが、意志は固くどうしても退社して起業するという事になりました。
それまでお世話になった感謝の気持ちもあり、そのNo.2に懐いていた社員もいたので、彼が独立すると辞めるだろうという事は容易に想像できました。
僕らとは競業にならないという事なので、だったら気持ちよく独立を応援して「彼の新しい会社で働きたいという人間は連れてっていい」という事にしお膳立てをしました。
彼含めて3人がセブンコードを辞めました。起業当初の採用は本当に大変だったので(今でも大変ですが、もっと大変でした)気心の知れた人間が3人もいればビジネスが成功しやすいと思ったのと、後で引き抜きに合って関係を悪くしたくないという思いもありました。
すると競業しないと言っていたのに1ヶ月も立たない内にウチのビジネスモデル丸パクリで価格合戦に挑んで来たのでした。
結果、半年もせずに、彼の先輩らしき会社に吸収合併。「おい!自分の城は!!!」というツッコミが社内から大合唱だったのは言うまでもありません。
ビジネスの世界では敵は放っておいてもできますが、味方となってくれる人は本当に貴重です。味方になるべき人間を敵に回すのですから、上手く行く訳ありません。
必ずしも、何もかも自分でやる事に拘ると失敗するというわけではありませんが、ビジネスの成功が1番の優先順位のはずです。
FCや業務委託、株を持ちあってのグループ会社を立ててビジネス基盤を作ってから100%オーナーの自分の会社を立てても良いわけです。このような人種は大抵、FCやグループ会社の申し出を断ります。
言い換えれば「自分で全てやりたい」と拘る人は、「格好つけたい」んですよね。
俺が一番トップだ!と「威張りたい人種」とも言えます。人の上に立って威張りたいようなちっさい人間がうまくいく訳がないのです。
また、こういう人間は起業と同時にブランド物とか車とか買ってしまうので、すぐにわかると思います。起業という形にこだわるので、独立した時点で目的の大半が達成なのです。これから起こる地獄のような戦いを見ていません。
独立した!俺は偉いんだ!だから良い物を身につけるんだ!と有頂天になり、すぐに転げ落ちるのです。
こんな例もありました。
携帯ゲームブームで「成功パターンは掴んだ!」「だから銀行から3000万円融資が決まった!」あとはパターン通りに実行するだけだ!と、かなり自信を持った人がおりました。
ビジネスの流れに乗ってしまえば、そこまでスキルが高くなくても、ある程度の結果がでて会社が成り立つのも事実です。(俺や)
ですが、その人は融資がおりたお金で新車のカイエン(900万円~)を買ってました。ウソみたいな本当の話です。
もちろん予想を裏切る事なく消滅していきました。
i-ogata

起業してすぐ必ず失敗する見極めポイントその2

専門家のアドバイスを聞かない。

Web制作の受注時によくあるパターンです。ホームページに関して素人だからプロにお願いしたいという理由が多いので、期待に答えるべく、僕らはホームページを活用するアドバイスをします。
今の時代にホームページを活用しないで新しくビジネスを立ち上げるって自殺行為だと思うんですよね。
すでにお客さんが付いてるとか、飲食店や美容関連の露店で立地が良いから集客に困らないってのなら話はわかるのですが、ゼロからのスタートで面倒臭がってWebもSNSも何もしない人が結構な数でいっらしゃいます。
そんなの、スパイクを履かないで裸足でサッカーの試合に出るようなもんです。「お金がねぇ。買いに行くのもメンドくせー」って。いざ試合が始まったら足が血だらけでサッカーどころじゃないっつーの!
新規のお客様を獲得するには「手間かお金」のどちらかをかけるしかありません。
両方かけない人が意外と多いです。もちろん、こういう人達は予想を裏切らず3年も立たずに消滅致します。
なんの為にプロにお金を払ってるんでしょうかね。 塾に行っているのに、授業は聞かない、宿題もしない、そんな人種が大人になって起業したらこうなってしまうのかと思います。
i-sippai

起業してすぐ必ず失敗する見極めポイントその3

休みをしっかり取る

起業と同時にブランド物を買ってしまう人と理由は同じです。ビジネスが軌道に乗る前に自分の欲望を先に叶えてしまう人は大抵失敗します。
軌道に載せるまでは、起業と同時に死へのカウントダウンが始まっているのです、その中で休める余裕はどこからくるのでしょうか。
これも起業がゴールだと思っている人に多いですね。「誰にも縛られず自分の好きな時に休みたい」って思っちゃってる人ですね。
自分の時間のために、家族の時間のために起業したんだ! 休む時間を取らないと起業した意味が無い!
休んでもお金を生むシステムがあるから休めるわけで、お金を生むシステムがなければ、ただ貯金を切り崩しているだけです。
育休を使ったり、無理なら会社を辞めて素直に貯金を切り崩して休んだほうが100億倍も有意義です。
借金を抱えて夜逃げしている人を何人も見てきました。
i-tousan

1年以内に倒産するのは30%~40%?

起業して1年以内に倒産する確率は30~40%と言われていますが、自分の感覚値ではあながち間違いではないなと思います。
なんか起業って難しいように思いますが、上記の理由に当てはまっちゃう人が起業する人に30%~40%いるのです。当たり前の事ができていない人が3割強いるのです。
起業して1年で30%倒産、3年で50%倒産、10年で97%が倒産すると言われて、その数字にビビってしまっている人がいましたら、なんで倒産するかという理由を紐解いて行けば良いと思います。
また起業仕立ての、これから付き合おうとしている取引先に上記の要素が当てはまる人は要注意です。
どれだけ立派な言葉を並べても、どれだけ旬な儲かるビジネスモデルを描いていても、かなりの高確率で失敗します。
そりゃそうですよね。立ち上げ資金3000万円融資で引っ張って、軍資金の3分の1を使って新車のカイエンを使っちゃうなんて、いくらローンで分割だと言ってもアホの極みです。
もうすぐ弊社も10期目を向えますが、これを書いていて気が引き締まりました。今の自分の立場をわきまえて、守りながら攻めて行きたいと思います。
これから起業しようとしている人の失敗率が少しでも下がればと思います。
では、今日はこの辺でグッド、ブラック!
・あわせて読みたい
バカな人の条件5つ

ブラック企業の告知

毎月980円でブラック企業の秘密基地に入れるのだ。 秘密基地では新規事業での人間関係のゴタゴタ。ゲーム開発での取引先とのドタバタ苦労話。テレビ番組放送前の企画書などを公開。もちろん株式会社セブンコードの事業計画など!
時々、ブラック企業のオフィス屋上でBBQしたりしてるぜ (*゚▽゚*)


ブラック企業社長のハマノーン

ブラック企業社長のハマノーン

おだやかな心を持ちながら社会への激しい怒りによって目覚めたブラック企業社長である。ペラペラの理想論を振りかざすホワイトヅラした奴らは許すまじ。

TOP