はひふへほ~ バイキンマンを崇拝するブラック企業の濱野です。
ひょんな事から読むことになった本ですが、びっくりしたので感想文を書きます!
なぜ、びっくりしたのか。それは
オモシロすぎたから。
サイバーコネクトツーの松山社長が書かれた本で、ゲームディレクターをやっておられる方です。
ゲームディレクターとは映画で言う監督ですね。
ヒット作品を作るゲームディレクターが作った本はここまで完成度が高いのか。と、びっくりした次第です。
僕も駄文ですが少なからず文字を書くようになってから文体とか読みやすさは書き手として意識するようになりました。
この本はとにかく読みやすいです。過去一で抜群に読みやすいビジネス書だと思います。
( )で細かいツッコミをいれるテンポとか、フォントを所々つかいわけるとか、書籍というデバイスをゲームディレクターが作ったら、、、
こんなに読みやすくなるのかΣ(・∀・;)
本の最後を見ると著者は松山社長で、アートディレクターは吉岡秀典さん フォントディレクターは紺野真一さん 校閲は鴎来堂さんとなっているので、実際に全体のバランス? 本のデザイン?
松山社長がどこまで本の細かいところまで関わったのか実際にはわからないのですが、とにかく読み物としてすごく読みやすく面白かったです。
学生は読め! 新卒生も読め! 何がしたいかわからないという人は読め!!!
哲学? 人生の生き方? 言葉にすると重々しくなってしまうんですけども、こういったものをわかりやすく面白く書いてある本です。
「今まで何かに打ち込んだことがない。」
「また、昔みたいに打ち込みたい。」
「何をしたいのか、自分ではわからない」
こういう人たちに読んでほしい!!! こんな人達に出会ってきた時にこの本があれば迷わず読ませてました。
2017年に流行った堀江さんの「多動力」とかキンコン西野さん「革命のファンファーレ」とか、そんなの読む前に、松山社長の「熱狂する現場の作り方」をオススメします(`・ω・´)ゞ
たぶんね。
1、「熱狂する現場の作り方」を読んで、自分って何がしたいんだってのを考えながら、自分と向き合う
2、「多動力」を読んで、色々実行してみる。
3、「革命のファンファーレ」を読んで、色々仕掛けてみる。
こういう感じで行動のステージに合わせて読むと良いのかなぁって個人的には思いました。
なので、イマイチ今後の自分に対してよくわからない人には読んでほしいです。
実際に経営者やマネージャーはどうなの? 若い人向け??
僕も気がつけば37歳のアラフォーです。起業して11期目が終わろうとしています。
僕のレベルが新人レベルから成長してないとか無能経営者だとかは棚に上げておいて、それなりに仕事経験しているという自負もございます。
それでも、めっちゃ衝撃を受けました。
結果を出すには何が必要なのかってのはシンプルに伝わってきます。
管理職で色々と世の中や仕事に追われている人にも大切なものを思い出させてくれる物がここにありました。
熱狂する現場の作り方の名言抜粋!!
・全っ然!! 全く、少しも、キツくないです。
・エンターテイメントとは ソーシャルゲームとは
・おとなはウソつきではないのです。間違いをするだけなのです。
・みんな”こう”です。
上記含めて、具体的な失敗例、乗り換えた体験、とても勉強になります。
特に出社時間の統一の話が必見です。
ゲーム業界の会社だったので、出社時間があいまいだったらしいです。
夜遅くの作業が多いため出社時間がバラバラ、そこを9時に統一する時にもちろん社員さんから猛反発にあったそうです。
その時にどうやって9時に統一したか。
ボスとはこうであるべきという一つのお手本が示してあります。
読みやすいし、面白いし、勉強になるし、ドロドロとした僕好みの失敗例も書かれていました。
ではでは、この辺で、グッドブラック!!