この記事は「現役の会社社長をお招きして、過去に失敗した話やそこから得た教訓を学ぶ」企画です。
コンパイル◯株式会社は千葉県松戸市にある会社です。
ぷよぷよを制作したコンパイル株式会社の社長を務めたのち退職。
現在はにょきにょきという新世代の落ち物パズルが絶賛販売中です！
今回は仁井谷正充(にいたに・まさみつ)社長をお迎えして、たくさんお話を伺いました！
コンパイル◯株式会社では誰にでも遊べるゲームを作ろうと思った
コンパイル株式会社はもともといた、ぷよぷよの制作会社です。
その後に作った会社なので
0や1をつけようか・・・と迷ったのですが
「◯」と表記することでいろんな文字を入れられることに気が付きました。
輪になるという意味にもなります。
色々ありますが、口頭で読むときは「コンパイル株式会社」と省略しています。
ゲームと一口に言っても戦略ゲームとRPGは大きく違います。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーは1回ゲームをプレイして
最後までクリアしてしまうと、2回目以降もプレイする人はぐんと減ります。
ぷよぷよのような戦略ゲームは
毎日プレイしていても勝ったり負けたりが簡単にひっくり返るので何度でも楽しめます。
ぷよぷよは誰にでも楽しんでもらえる国民的ゲームでしたが
小学生くらいの子供がやると連鎖ができなかったり、折り返しができなかったりと
個人の力の差が明確に分かるゲームでした。
その点、にょきにょきはゲームをもっと単純にわかりやすくしたので
より簡単に、そしてより奥が深いゲームになりました。
古いユーザー新しいユーザーも活かすゲームでないと失敗すると思います。
こんな人に腹が立つ！嫌いだ！という方がいれば教えて下さい
仮にそういうことがあっても、気にしないしどうでもいいです。
わたしは「いい生き方、いい商品のため」に行動すればいいのであって
人の好き嫌いは関係ありません。
商品にはどうでもいいことなので無視することにしています。
ただ、誰かに何かしてあげたとき「あれはよかったなあ」ということは考えますね。
失敗する、裏切られることもありますが
そういうことに負けない自分でいないといけません。
なぜならやっぱり私は商品であるゲームが大事だからです。
商品が立派に世にでるためには自分がダメになっている場合ではないんです。
自分の商品をどれだけ自分が大事にできるか、が大事だと思います。
これまでの最盛期での会社の売上と給料はいくらですか？
1996年度のコンパイル株式会社の売上は70億円でした。
100％株を持っていたので自社株買いをして会社を大きくしようと思っていました。
最盛期の給料は月1000万円です。
自社の株を買うためにそのくらいいただいていました。
起業して一番成功したことはなんですか？
実はまだ成功の途中です。
にょきにょきは自分の気持ちで「成功した！」と思ったところがゴールではありません。
誰が見ても成功した、と言える結果を出さないといけないと考えています。
一番わかり易いところだとコンパイル株式会社の1996年度の売上70億を超える、ですね。
僕はにょきにょきがぷよぷよの売上を超えたらいいな、と思っています。
だからコンパイル◯株式会社を立ち上げました。
にょきにょきはその可能性を秘めたゲームだと思っています。
2～3年後には囲碁や将棋みたいに月に1000円課金するユーザーが増えて
結果的に10億を売り上げるコンテンツに成長してほしいな、と思います。
にょきにょきはSwitch版も出したいですね。
もっと社長を知りましょータイム：コンパイル◯株式会社
会社名：コンパイル◯株式会社
会社ホームページ：http://www.compile-o.com/
設立：2016年4月
事業内容：ゲームソフトウェアの企画、開発、制作、販売、関連商品の企画、制作、販売
こちらは生放送で配信した番組です。みちゃきちゃんMCで雰囲気も内容も記事とはぜんぜん違うので、良かったらコチラも見てください(ﾟ∀ﾟ)
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