この記事は「現役の会社社長をお招きして、過去に失敗した話やそこから得た教訓を学ぶ」企画です。
社会保険労務士法人エルクエストは東京都千代田区神田に本社を置く会社です。
この他にも大阪にオフィスを構え、起業して19年目を迎えました。
500社の労務相談に乗った経験を活かし「社長、だからあなたの会社はブラック企業と呼ばれるのです!」を出版された
社会保険労務士法人エルクエストの奥村一光(おくむら・かずみつ)社長をお迎えして、たくさんお話を伺いました!
社労士の仕事ってなにがあるの?
大学を卒業し、入社したところが税理士事務所でした。
そこでは毎月顧問先さんに訪問し、月次決算の手伝いをしていました。
お客様にはとても信頼していただき、やりがいがありました。
しかし、税理士としての交渉能力がないと感じた私は税理士資格よりも社会保険労務士として起業し
中小企業の役に立ちたいと思うようになりました。
社会保険労務士の仕事は、就業規則を作るお手伝いや保険などの手続の代行
給料計算や公的助成金の計画づくりなど多岐にわたります。
会社の「人」に関わる部分については携わることができる仕事です。
社名の由来
個人事業主の時は「奥村経営管理事務所」としており、労務だけではなく業務についても相談してもらえるようにと考えていました。
事業も順調に行き法人化を考えたときに、次の誰かが引き継いでくれる会社を目指し
自分の名前は完全に排除して考えることにしました。
その時、知り合いの会社の「プロクエスト」とゲームの「ドラゴンクエスト」が浮かび、クエスト(探求)する会社がいいなあとふと思いました。
1つめ、LAW (法律)
2つめ、LABER (労働・労働者)
3つめ、LOVE (愛)
4つめ、LIFE (生活)
5つめ、LIGHT (光)
つまり、法律、労働、愛、生活、一隅を照らすことを探し続ける、一言でいえば「法律で労働者の愛と生活に光を与える」です。
という思いを込めました。
会社を経営する上で絶対起こる、社員の退職
仕事をするのには、従業員の力が必要です。
もちろん今の社員たちは、退職をしないで頑張ってくれています。
しかし今から頼りにしたい思う人は少しプレッシャーをかけると退職することがあります。
最近の話になりますが、将来のエルクエストを背負えると感じていた社員が退職することになったことは、力が抜けるほどショックでした。
やはり、社員には業務を与える際に適度のプレッシャーと同時に信頼関係を構築しないといけないと感じています。
起業志望者へのアドバイス
今になって思うのは、こつこつ身体(仕事)を切り売りすることも良いと思うけれど、儲けたければ、儲かるビジネスモデルを持つことが大事です。
それと信用を得ることがもっと大事だと感じています。ちなみに私は身体を切り売りしています(苦笑)
ビジネスはお客さんがほしいものとニーズが一致していないと成り立たちません。
なんでもやります!じゃなくてこれができます!といえるものを売っていくことが大事です。
もっと社長を知りましょータイム:社会保険労務士法人エルクエスト
会社名:社会保険労務士法人エルクエスト
会社ホームページ:http://lquest.jp/
設立:1997年6月
事業内容:手続き顧問、給与計算、助成金コンサル、労基署対応
こちらは生放送で配信した番組です。みちゃきちゃんMCで雰囲気も内容も記事とはぜんぜん違うので、良かったらコチラも見てください(゚∀゚)