はひふへほ~ バイキンマンを崇拝するブラック企業社長のハマノーンです。
僕の大好きな「稲中卓球部」。立ち読みすると面白すぎて声が出てしまうから
、立ち読みや電車で読んじゃダメだという暗黙のルールがあった漫画です。
中学生の頃にドハマリしました。今の中学生が読むとどうなるんだろうなぁ。
ものすごい気になる所です。
前野(主人公)たちも中学生で将来の夢を語るシーンがあります。
不器用な私は、己を知ってます。
不器用な私が作るパンなど美味しくもないでしょう。
そんなおいしくないパンしか作れないから、一等地では店を出せません。
路地裏に店を構えるしかありません。
路地裏だから客足も減るでしょう。
「じゃあ、どうする?」という問いに、前野は答えます。
フーセン被るしかないでしょう
何でそうなるんだ!と皆から総ツッコミを受けますが、今の僕がまさにそれなんです。
実力ない私は、己を知っています。
実力ない私が、これから大きな結果を出すのは厳しい。
大きな結果は出せないから、SNS等でフォロワーを増やすことも難しいでしょう。
でも、小さい会社ながら経営は頑張るしかありません。
時代とともに、ジリ貧になるでしょう。
「じゃあ、どうする?」という問に
「すね毛を出すいかないでしょ!」という答えにたどり着きました。
僕が35歳でようやく出した答えに、前野は中学生ですでに気がついてたなんて、おそろるべし。
ギャグ漫画の中に哲学が見え隠れする所が僕が大人になっても「稲中卓球部」が大好きな理由です。
さて、こういう事をいうと、もちろん漫画のように「何でそうなるんだ!!」って言われます。
そういえば、ツイッターで、こんな言葉を見つめました。
僕は中小企業診断士って資格はクソだと思ってます。
名刺に書いてあるだけで、残念な資格コレクター認定しますね。中小企業診断士で仕事が出来る人って知らないんだが。。。もっとも成功した「中小企業診断士」って誰? 弁護士業界の久保利センセみたいなカリスマいるの? https://t.co/zKr0s4fPvy
— 田端信太郎@田端大学に今なら空き有り〼 (@tabbata) January 2, 2020
僕も田端さんの意見には完全に同意なんですよ。
資格資格って言ってる人に限って何もできないし、大事な事を忘れてる。
資格はあくまでツールであって、もっと中身・実力を鍛えろよ!
と、いうことです。
ただ「中身や実力がない人はどうすんだ?」って話です。
勘違いしてほしくないのは、「中身や実力を鍛えるのは当たり前」それでも「中身や実力が足りない場合はどうするんだ」という話です。
中身や実力はずーっと鍛えなければいけません。結果が出るまで鍛え続けるってのはナンセンス。
パンは売れてなんぼ。
美味しいパンを作れば売れるってのがそもそもの間違えで、
ほとんどの人がその勘違いで撃沈していきます。そういう人を腐るほど見てきました。
まずは、パン屋がここにあるよ!って知ってもらわないと話にならない。
おいしいパンだけを作って成功するパン屋は一握りなんです。
成功者の殆どはおいしいパンだけじゃなく「売る努力」もしているんです。
フーセンパン屋さんは、多くの人に理解されないでしょう。
なんなら近所の子供らにいじめにもされるでしょう。(作中にもそんな感じででてきます)
じゃあ、フーセンパン屋をやめて、何をしたらいい? というのは誰も答えをくれません。
僕自身の話になりますが「ブラック企業」と名乗って、おかげさまで色々な人に自分の会社を知ってもらうことができました。
最近では、「ブラック企業」って名乗ってるから応援できない。という声も聞きます。
もっちょさんも「足を隠せばいいのに」と言われます。
じゃあ、他に何をすればいい?と聞くと「ブラック企業を辞めるだけでいい」「タイツを履けばいい」と答えてくれます。
でも、他の人が不思議がるフーセンパン屋になったから僕の事を知ってもらえたわけで、
フーセンパン屋を辞めて、普通のパン屋さんになって、普通のパンを売って、本当に応援してくれるのでしょうか。
実はフーセンをかぶってるかどうかは関係なくて、
「繁盛しているお店か」が全てです。
フーセンパン屋で繁盛していなければ、フーセンをかぶってるのが悪いんだとダメ出しされるポイントになるだけで、フーセンを被らなくて繁盛しなかったら「努力してないパン屋」と判断されるだけです。
逆にフーセンパン屋で繁盛していたら、おもしろいパン屋だと人が人を呼ぶ人気店になります。
結論はフーセンを被ろうが被らまいが「繁盛したら勝ち」で「繁盛しなかったら負け」なんです。
僕がブラック企業を名乗ろうが、名乗らなかろうが「結果がでたら勝ち」に行き着くわけです。
ブラック企業を名乗るとか名乗らないかとかフーセンを被ろうが被らまいが資格を取るとか取らないとか、
結果が全て。になってしまうんですね。
色々アドバイスをいただくのは非常にありがたいのですが、正反対のアドバイスをたくさんもらいます。
答えは誰にもわからないから自分で決めるしかないんですよね。
イチローの振り子打法も大谷くんの2刀流も、あのレベルですら当時は猛批判を受けました。
この二人を話に出すのはおこがましいですが、僕はしばらくフーセンパン屋で挑戦しようと思います。
誰かに受け入れられないという事は、他の誰かに受け入れられる。
誰かに嫌われるという事は他の誰かに好かれるという事なのです。
みんなに好かれるというものはありえなく、それはみんなに好かれないを意味すると思っています。同級生で大手企業の役員になった人に
「ブラック企業って名乗ってるから偉い人に紹介できない。そんなヤベー奴と付き合ってると思われたくない」
と言われました。
ただ、それはブラック企業と名乗ってるのからヤベーのではなく、僕がそれを超えるくらいの自信をもって紹介できる結果をだしていないからと解釈しました。
くどいようですが、自信をもって紹介してもらえるくらいの結果を出す。
フーセンパン屋は足かせでなくマーケティングだ!
これを自信を持って伝えられるような結果を出したいと思います。
では、今日はこの辺で、グッドブラック!
追記:2023年2月18日
この2年後に僕はスネ毛を出す事から、ツノを生やすようになりました。基本的なフーセンパン屋さん戦略は変わってないですね。この記事当時と比べて、結果も出てきました。フーセンパン屋さん戦略が実になってるのを実感しています。